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自然療法 バックナンバー

ストレスと慢性疲労
乳ガン

糖尿病

前立腺肥大症

筋繊維痛症(Fibromyalgia)
コレステロール
マグネシウム
ビタミンD
ビタミンB12
花粉症
男性の更年期
骨粗鬆症
鬱病
胸焼け
風邪
アトピー 自然療法的アプローチ

更年期障害 自然療法的アプローチ
ビタミンA
カルシウム
ビタミンC

 

ストレスと慢性疲労

 慢性疲労が引き起こす不調として、体力の低下、慢性的な喉の痛み、熱っぽい、筋肉疲労、筋肉痛、頭痛、関節痛、鬱、集中力の低下、睡眠障害、食欲の低下を感じる方が多いようです。
 原因は色々あり、大きく分けて
 ・ 貧血 ・甲状腺機能低下 ・免疫力の低下 ・食品アレルギー ・低血糖または高血糖 ・不眠
 ・解毒機能の低下 ・胃腸の問題 ・ストレスと副腎機能の低下
などがありますが、たいていの場合複数の問題に起因しますから、慢性的な疲労を改善するにはトータル的なアプローチが必要です。
 そして殆どの場合にストレスと副腎機能の低下が見られます。副腎は腎臓の上に位置して非常に重要なホルモン、アドレナリンやコルチゾンを分泌しています。人はストレスを感じると交感神経が刺激されアドレナリンが分泌されます。交感神経はストレスや危険に対応するため急激な変化を体に及ぼします。結果として、心臓の鼓動は早まり血圧が上昇。皮膚への血流は低下し汗をかく量が増え、体温を低下させます。脳、心臓、筋肉への酸素と糖分の供給量が増え集中力が増します。呼吸は浅く、早くなり脳への酸素の供給量を増やそうとします。消化能力は危険を乗り越える為に直接関係無いために一時的に停止します。そして血糖値は急激に上昇します。
 ストレスが無くなると交感神経の働きは低下し次第に副交感神経のスイッチが入り、徐々に体はリラックスしてきます。しかしストレスが長期化すると副腎は更なるストレスに対抗するためコルチゾンを分泌を増産します。コルチゾンはストレスに対抗するために必須なホルモンですがストレスやコルチゾンの分泌が長期化すると免疫力の低下や体重を増加させたり、筋肉疲労、糖尿病、高血圧、ガンなどの原因の一つとなったりします。
 ストレスが慢性化すると副腎がコルチゾンを分泌させようとしても、枯渇した状態に陥り十分な量を分泌できなくなります。そうなると、体は低血糖を引き起こし十分なエネルギーと栄養素が体にいきわたらなくなります。こうしてコルチゾンが長期間分泌され続けるとことで体全体にダメージを与え様々な器官が疲労、機能低下をきたしてきます。
 副腎機能の低下に有効な治療法に一番重要なのは砂糖や甘いものを控えることです。砂糖は一時的に血糖値を上げますが、その後低血糖を引き起こし慢性疲労を悪化させます。その次にカフェインを控えることです。カフェインは一時的に疲労を回復させてくれますが長期的にみるとカフェインの取り過ぎは副腎機能を低下させ慢性疲労を悪化させます。食生活はバランスのとれたものを心がけえください、特にたんぱく質を必ず朝食にとるようにしてください。たんぱく質を摂ることによって血糖値の上昇と降下を抑えることが出来ます。また運動は辛くても続けてください。軽度の運動はストレスの解消と疲労の有効な治療です。簡単な体操や柔軟体操でかまいませんので毎日続けてください。
 疲労を改善させる代表的な生薬に朝鮮人参がありますが、朝鮮人参は威力が強いので血圧を上げたり、イライラを悪化させたり、眠れなくなったりすることがあるので注意が必要です。その他に慢性疲労の治療に有効な生薬にシベリア人参(Eleutherococcus)、インド人参が(Ashwaganda)、ロディオラ(Rhodiola)、甘草(Licorice)があります。甘草は血圧を上げることがあるので注意しながら使ってください。
 副腎機能に必要な栄養素としてはビタミンC (一日当たり3000mg)とビタミンB5(一日当たり250mg)。エネルギーの生産を高め代謝機能を上げてくれるものにマグネシウム(一日当たり500-1000mg)、CoQ10(一日当たり100mg)、ビタミンB12(一日当たり1000mcg)があります。特にビタミンB12の筋肉注射は慢性疲労を短期間で改善するのに有効ですので、これらをサプリメントで補うとよいでしょう。
 慢性疲労の原因には深刻な病気や薬が原因の場合もありますので、慢性疲労が良くならない方は早めに医師に相談して原因を早く治療してください。またストレスが大きな原因の一つですので日ごろからストレスを溜めないで、うまく発散するように心がけましょう。

ドクター小澤への質問はメールで dr.ozawa@gmail.com 迄、お気軽にお寄せください。

 

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乳ガン

 アメリカでは女性の8人に1人が乳ガンにかかり、年々罹患数が上がってきています。それは女性のかかるガン全体の約3分の1に相当し、全てのガンの中で最も発生数の多いガンといえます。また女性の乳ガンによる死亡率は肺ガンに続き2番目に位置しています。
 乳がんのリスクとなるものに加齢、遺伝、肥満、脂肪分の多い食生活、アルコール、早期の初潮、更年期の遅れ、未出産、第一子の高齢出産、避妊薬、ホルモンなどが上げられます。一般的に日本人は遺伝的に乳がんのリスクが低いと言われていますが、アメリカに移住した日系人の乳がんの発生率はアメリカ人の発生率と大差がなくなることから、生活習慣、食生活が大きく影響していると言えます。中でも女性ホルモンの一つエストロゲンは乳ガンと直接影響を与える要因として知られています。
 このエストロゲンですが大きく二つに分けることが出来ます。一つは自分の体内で生産されるエストロゲン、もう一つは環境ホルモンといわれる物質と、避妊薬、ホルモン療法など体外から入ってくるエストロゲンです。環境ホルモンと呼ばれる物質は多くありますがその中でも特に一般的に流通しているものがプラスチックです。プラスチックに熱を加えたり、酸や油に触れるとこの環境ホルモンは食品に溶け出す傾向があります。また食品に含まれるホルモンも大きな影響の一つです。これは主に肉や、卵、乳製品に多く含まれています。日本やヨーロッパでは畜産目的での使用が禁止されていますが、動物の成長を促進させる目的でアメリカではエストロゲンの投与が過剰に行われています。避妊薬は使用開始年齢が若いほど、また使用年数が多いほど乳ガンのリスクを大きくします。また更年期障害のためホルモン療法を5年以上受けると乳ガンのリスクは25%以上あがると言うデータもあります。このホルモンは人間の体内で生産させるホルモンと構造が違うためその毒性も上昇します。
 体内で生産されるエストロゲンですが大きく3つに分けることが出来ます。エストロゲン1、2、3、(E1、E2、E3)と分類することが出来、それぞれ働きに違いがあります。細かいことは割愛させていただきますが、E1、E2はエストロゲンの働きが強く、そのため危険性も高まります。E1は一番乳ガンの危険性を高めるといわれています。逆にE3は女性ホルモンとしての働きは弱いですが、E1、E2の危険性から体を守ってくれる作用があると言われています。ですからE1、E2とE3の比率が重要になってきます。エストロゲンは主に卵巣で生産されますが、E1は脂肪でも生産されますので、適切な体重のコントロールが過度なE1の分泌を抑制します。またエストロゲンの代謝物にも乳ガンのリスクを上げるものと、リスクを下げるものがあります。エストロゲンの比率や代謝物は尿検査で発見でき、乳ガンのリスクを高める代謝物は食生活によって改善できます。ご自分の乳ガン発生の危険性を知りたい方、遺伝的に危険のある方、一度乳ガンに罹ったことがある方は尿検査をお勧めします。
 乳ガンの初期症状は殆どの場合が何も無いため、自覚症状が無く進行していってしまいます。触診による発見も乳ガンの大きさが約25mmにならないと分からないため、自己判断は非常に難しくなります。この為、医療機関での定期検査が重要になってきます。一般的に行われている方法がレントゲンによるマモグラムです。40歳以上の女性は、2年もしくは1年に1回の検査が勧められています。マモグラムで発見できるガンのサイズは約15mmの大きさと言われています。また約85%の乳ガンがマモグラムで発見できますが、統計的に15%の乳ガンはマモグラムでも発見できなかったことになります。これはサイズが小さいなどの理由によりレントゲンに写らなかったことによるものです。MRIやCTスキャンは約1mmの微小な乳ガンを発見することは出来ますが金額的に定期検査には通常使用されません。これらの短所を改善するため最近では胸の温度をサーモグラフィーで測ることにより乳ガンの早期発見をする研究が行われ、臨床の場でも使われ始めています。ガンは通常の細胞よりも代謝が活発で血液を他の細胞よりも多く必要とするのでガン周辺の血流量は増大します。この代謝の変化が通常の細胞との温度差となり、サーモグラフィーに表示されます。約1mmのガンでも周辺部の温度差を作り出すのに十分な大きさです。先ほどから乳ガンのサイズのことを話していますが、これは発見されたときのサイズが小さければ小さいほど生存率が高くなるためです。まさに早期発見、早期治療すれば生存率は高くなります。特にサイズが10mm以下の生存率は約95%まで高まるという研究もあります。
 さて乳ガンの予防ですが食生活で気をつけていただきたいことは、まず脂肪分の多い食品を控えること、ホルモン剤を使用して育てられた肉、卵、乳製品の摂取をしないで、オーガニックもしくはホルモンフリーに代える、プラスチックの容器のまま電子レンジを使用しないこと。アルコールを控え、禁煙を心がけてください。またカロチン、ビタミンA、葉酸、セレニウム、食物繊維を多く含む食品を多くとるようにしてください。オリーブ、フラックス、豆科の植物、ブロッコリー類、緑茶を多くとると乳ガンの予防に効果があるという研究があります。また運動をよくして、体重の管理に気を付けてください。
 自然療法は乳ガンの患者さんに多くの手助けとなります。クオリティー オブ ライフの改善、抗がん剤の副作用の軽減、免疫力の向上、再発の防止などです。抗がん剤の副作用を軽減するものに、生姜、朝鮮人参、キバナオウギ、緑茶、Quercetin などがあります。免疫力を向上させるものは沢山ありますが、特にキバナオウギ、Cat's claw、Ashwaganda、Coiolus versicolor は抗がん剤で低下した免疫力を向上させるのに有効であったという研究があります。再発の防止で最も重要なのは生活習慣の改善とエストロゲンの比率と代謝物の改善です。Indole-3-carbinol はエストロゲンの代謝物質の改善にとって非常に有効で、主にブロッコリー類に多く含まれる成分です。生薬、サプリメントを乳ガンの治療と併用する場合、中には抗がん剤の働きを下げてしまうものもありますので、使用を試みたい方は自然療法に詳しいドクターの指示に従ってください。

ドクター小澤への質問はメールで dr.ozawa@gmail.com 迄、お気軽にお寄せください。

 

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糖尿病

 アメリカでは千七百万人以上が糖尿病に苦しんでいます。また四千百万人以上が糖尿病予備軍と言われています。糖尿病の代表的な症状はのどの渇き、食欲の増加、頻尿です。これらの症状はあまり深刻にとられないので、多くの糖尿病患者が治療をしようとはしません。しかしながら、糖尿病患者の心臓病に罹るリスクは通常の2から4倍にもなります。また治療せずに病状が進行すると、低血糖、動脈硬化、腎不全、脳梗塞、網膜症、壊疽、神経障害を引き起こします。そしてアメリカの死亡原因の7位に位置してます。また10年後には1位になるのではないかと言われています。
 糖尿病には1型、2型と呼ばれるものがあります。1型はすい臓のインスリンを分泌する細胞が破壊されることによって引き起こされます。一方、2型の原因は肥満、脂肪の取り過ぎ、砂糖の取り過ぎ、食物繊維不足、運動不足などの食生活習慣が原因です。
 適切で有効な糖尿病の治療には多方面からのアプローチが必要になってきます、そして食事と生活習慣の改善は必須です。まず食生活ですが砂糖、精製された炭水化物(小麦粉等)は避けなければいけません。その代わりに食物繊維を多くとってください。特に水溶性の食物繊維は、炭水化物の消化吸収を遅らせ、急激な血糖値の増加を防ぐことができます。水溶性の食物繊維は豆類、オート麦、ナッツ、海藻類、ほとんどの野菜に含まれています。また脂肪分の少ない食事にも心がけてください。特に中性脂肪が多くなると、血糖値が下がりにくくなります。食品では玉ねぎ、にんにくを多くとることによって血糖値を下げることができると言う研究結果が出ています。またゴウヤ(苦瓜)は中国、インドで昔から糖尿病の治療に使われてきました。研究結果によると生のゴウヤが一番血糖値を下げる効果があります。インド原産のギムネマにはすい臓からのインスリンの分泌を促進する働きが認められています。動物実験ではインスリンを分泌するすい臓の細胞の再生化が認められています。
 この他に糖尿病の治療に有効なサプリメントにバナジウム、クロム、αリポ酸、シナモンがあります。バナジウムは体内でインスリンによく似た働きをし、それによりインスリンの投与量を減らすことができます。クロムはインスリンの働きを活性化することができます。αリポ酸は糖の細胞への吸収と燃焼を高めてくれます。シナモンにはインスリンに似た働きがあるだけでなく、コレステロール、中性脂肪を減少させる働きがあります。
 最後に運動は糖尿病の治療に非常に重要な要素です。運動をすることによってインスリンの反応性と糖への抗毒性を高め、コレステロール、中性脂肪を下げることができます。しかしながら低血糖を引き起こすこともありますので、徐々に量を増やしていく注意が必要です。

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前立腺肥大症

 前立腺の肥大は加齢の経過と共に現れる、とても一般的な症状です。年齢と共にその罹患率も上がっていきますが、30歳代の男性約5〜10%、85歳以上の男性では約90%が前立腺肥大症による何らかの症状を持っていると言われています。主な症状は頻尿、排尿の切迫感、夜トイレに何度も起きる、尿の切れが悪い、残尿感がある、排尿時に力を入れなければいけない、尿漏れ、排尿の停留などです。
 前立腺肥大症の診断は内診によって行われますが、最も正確な診断は超音波により前立腺の大きさを測ることで行えます。また前立腺肥大症と前立腺ガンは非常に似た症状を共有しています。そこで肥大症とガンを区別するために血液検査で前立腺特異抗体(PSA)を測ります。PSAの正常値は4ng/ml以下、肥大症は4〜8ng/ml、ガン10ng/ml以上と言われていますが、前立腺ガンはPSAの値が低くても起こる事があります。年間でPSA値に1以上の上昇が認められたときには前立腺ガンの可能性が非常に高くなりますので、40歳以上の方は最低年1回のPSAの測定、50歳以上の方は内診とPSAの検査を行なう事で前立腺ガンの早期発見がおこなえますので年1回のチェックアップをお勧めします。
 前立腺肥大症の原因は
 1.ホルモンバランスの乱れ
 2.性ホルモン結合グロブリン(SHBG)の上昇
によるものだと言われています。男性は加齢と共に男性ホルモン、テストステロンが低下し、女性ホルモンエストロゲンが上昇する傾向になります。またテストステロンを変換する酵素の働きが増えDHTと言うホルモンが増えるようになります。エストロゲン、DHT、SHBGは全て前立腺を肥大させる要因だと考えられています。
 前立腺肥大症の治療でまずしていただきたいのは食生活の改善です。まず避けなければいけないのはお酒です。アルコールの摂取は症状を悪化させる大きな要素です。特にビール、ワイン、日本酒が症状を悪化させます。そしてコレステロールです。特に酸化されたコレステロールは前立腺を刺激するのに重大な要因の一つですので油物は避けるようにしましょう。逆に多く摂ったほうがいい食品は大豆です。大豆に含まれる植物性ステロールは肥大症の症状を緩和してくれる働きがあるだけでなく、大豆製品を多く取る男性は前立腺ガンにも罹り難いという統計があります。そして必須脂肪酸、特にオメガ3の欠乏は症状を悪化させますので、青魚またはナッツ類(特に南瓜の種)を多くとると良いでしょう。
  前立腺肥大症の治療に使われる生薬の一番に挙げられるのが Saw palmetto です。実際に肥大症の治療薬Finasteride と同等の効果がある上に、安価で副作用が認められません。ドイツでは治療薬として広く認知されています。次に挙げられるのが Nettle の根と Pygeum africanum です。これらの生薬は前述のホルモンバランスの乱れの改善とSHBGを低下させる働きがあります。Saw palmetto は160mg、Nettle の根は 500mg、 Pygeum africanum は100mgをそれぞれ1日2回摂ると良いでしょう。そしてもう一つ重要なサプリメントに亜鉛があります。亜鉛はホルモンの代謝に非常に重要なミネラルで1日当たり45〜60mg摂られると非常に有効です。
  慢性化した排尿の停留は、膀胱炎、痔、ヘルニア、腎臓へのダメージにも繫がります。また前立腺肥大症と前立腺ガンは非常に似た症状を共有しますので絶対に自己判断はしないでください。ファミリードクター、泌尿器科の医師の診断を受けてから自然療法を実施してください。

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筋繊維痛症(Fibromyalgia)

 筋繊維痛症と言うのはあまり聞きなれない病名かもしれませんが、ここ数年増加の傾向にある疾患です。主な症状は筋肉の痛みと、こりが体数箇所にあり、そして長期にわたって痛みと、こりが回復しない、押すと常に痛みを感じる箇所が数箇所ある、慢性的に疲労感が抜けないです。ただの筋肉疲労や、肩こりや腰痛もちだと考えている方が多いかもしれませんが、もし筋繊維痛症であった場合は、マッサージなどの物理治療を受けて短期的には症状は改善するものの、長期的に全快しません。女性に特に多い疾患ですが、子供や青年期にも起こります。
 この筋繊維痛症の原因は現代医療では不明ですが、神経伝達物質のひとつセロトニンの不足ではないかといわれています。実際セロトニンの前駆体である、5-HTPやセロトニンの分泌を促進するハーブの St.John's wort、またはセロトニンの再吸収を阻害する薬の Cymbalta はある程度の症状を改善してくれますが、全快にはいたりません。しかし私が今まで筋繊維痛症の患者さんを診た結果、全ての患者さんに共通する項目は重金属の毒性とミネラルバランスの異常です。
 重金属の代表に水銀、鉛、砒素、カドミウム、アルミがあります。この重金属の汚染は食品、薬、化粧品、水、タバコ、虫歯の詰め物などの一般生活からの汚染や、工業汚染など多岐にわたり汚染源を特定するのは非常に困難になってきています。ミネラルバランスの異常は重金属の毒性により引き起こされる事もありますが、殆どは食生活、特に有機野菜の不足が原因です。
 欧米型の食生活ではヨードの不足になりがちですが、ヨードは海藻や天然塩に多く含まれ、昔の日本の食生活では1日当たり約13mgのヨードを摂取していました。アメリカの平均摂取量は0.2mgです。また微量ミネラルは有機野菜に多く含まれますが、無機栽培で育てられた野菜には殆ど含まれません。重金属の毒性は体全体の代謝を悪化させてしまい、慢性疲労を引き起こします。ですから筋繊維痛症を治療するには重金属の排出、ミネラルバランスの改善、代謝の改善が必要です。体内にどれだけ重金属が蓄積しているのかは尿検査や毛髪検査で簡単に測定する事ができ、重金属の解毒にはキレート療法と呼ばれる治療法を用います。
 また解毒には肝臓の働きが欠かせません。肝臓の解毒機能を促進するハーブにはゴボウ、タンポポ、ウコン、アーティチョーク等があります。ヒマシ油のパックは解毒機能を促進する効果もあります。体全体に蓄積した毒素の排出に特に有効なのはリンパ腺を刺激するリンフドレナージという治療法です。またミネラルバランスと代謝機能の改善に最も有効なのはビタミンミネラルの点滴です。そして毎日の食生活の改善は不可欠です。私の患者さんには以上のことを実践してもらい、ほとんどが数ヶ月以内に筋繊維痛症が改善しています。
 アメリカでは全人口の4%がこの疾患を持っていると言われています。筋繊維痛症の患者さんは睡眠障害を併発する事も多く、眠りが浅いことが殆どです。そして眠りの深さと痛みの程度が比例する事が多く、痛みと睡眠障害が長期にわたって継続すると、相当ストレスが高まってきます。ひどくなった場合には鬱病なども併発しやすくなってきます。これらの症状に心当たりがありマッサージ等を試してみてもなかなか改善されないという方は筋繊維痛症の疑いがあるかもしれません。その場合は、まず重金属の毒性検査など筋繊維痛症に関する治療を始めてみてください。

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コレステロール

 コレステロールと言う言葉を聴いただけで、皆さんが敏感になるほど、コレステロール、低脂肪に関連する宣伝、商品はここ10年くらいで異常な過熱ぶりをしています。血液中のコレステロールの上昇は心臓病のリスクの一つです。
 コレステロールトータルで200以下、悪玉コレステロールLDL130以下、善玉コレステロール35以上、中性脂肪150以下が望ましいと言われています。食生活と生活習慣は健康にとって非常に重要な要素です。しかしながら約80%のコレステロールは肝臓で製造されます。特に糖分の多い食生活をして、エネルギーが消費されないと肝臓はこの余ったエネルギーをコレステロールにして体に蓄えようとします。そして市場に出回ってるほとんどの薬はこの肝臓でのコレステロールの製造を停止するようにデザインさせれています。様々な研究結果によると、このコレステロールを下げる薬は、コレステロールを下げるのには非常に有効ですが、心臓病による死亡率を減少させてはいません。1990年から2000年までの間に心臓病による死亡率は70%も増加しています。コレステロールは心臓病のリスクの一つですから、薬でコレステロールを下げれば心臓病による死亡率は減少するはずですが、実際には増加の一途をたどっています。そしてこの薬の副作用は運動能力の低下、疲労、肝臓、腎臓への障害、筋肉痛そして筋肉へのダメージです(心臓も筋肉でできています)。また心臓にとって、非常に重要な栄養素のCoQ10の体内での生成も阻害します。コレステロールは女性ホルモン、男性ホルモン、副腎皮質ホルモン、ビタミンDの原料でもあり、急激なコレステロールの低下はこれらのホルモンの生成も減少させ老化を促進させる原因の一つです。またこれらの薬は動物実験で強い発ガン作用があることでも知られたいます。それでもなおこの薬が多く処方されるかと言うと、この薬のアメリカ国内での1年間の販売総額が280億ドルにもなる巨額ビジネスだからです。
 コレステロールの増加の原因にはいくつかの理由があります。まずは食生活と生活習慣です。もう一つは先に述べたように、肝臓でのコレステロールの製造の増加です。通常血液中のコレステロールが上昇すると、肝臓にはコレステロールの製造を低下させよう言う機能が備わっていますが、老化や病気(特に糖尿病)などによってこの機能が作用しなくなります。またある研究結果によると重金属、特に鉛は肝臓でのコレステロールの製造を活性化させ、コレステロールの分解を低下させてしまいます。また甲状腺の機能が低下するとコレステロールは上昇する傾向にあります。特に悪玉コレステロールLDLを上昇させ、善玉コレステロールHDLを減少させます。
 コレステロールをどうしたら無理なく減少させることができるのか、まずは生活習慣の改善です。コレステロール、脂肪分の少ない食事をして、よく運動することです。運動することによって、善玉コレステロールHDLを増加させ、悪玉コレステロールLDLを減少させることができます。肉、乳製品を控え、魚を多く食べると善玉コレステロールHDLを増やすことができます。逆に糖分の取り過ぎはコレステロールの製造を増加させ、HDLを減少させてしまいます。また私たちの体にはコレステロールを胆汁として体外に排出する機能が備わっています。この胆汁の生産、分泌、排出はアーティチョーク、タンポポ、ウコンを多くとる事によって促進することが可能です。しかしながら、胆汁の95%は再び腸で吸収されてしまいます。食物繊維、特に水溶性食物繊維を多くとる事によって、腸でのコレステロールの再吸収を低下させることができます。また食物繊維は食事から入ってきたコレステロール、脂肪の吸収も低下させてくれます。食物繊維は殆どの野菜、果物、海藻に含まれています。食物繊維の働きを最も高めるには水分を十分補給することです。コレステロールの製造を増加させてしまう重金属を体外に排出する最も効果的な治療法はキレート療法です、キレート剤には通常EDTA、DMPSなどが使われます。しかしながら、これらのキレート剤には肝臓、腎臓への障害が懸念させるのであまりお勧めできません。私が注目しているキレート療法にフルボ酸という天然抽出物質があります。このフルボ酸には非常に強い重金属の排出機能があるにもかかわらず、体への毒性が認められていません。
 コレステロールを減少させるサプリメントには紅麹、ビタミンEの一種 Delta-tocotrienol、ナイアシンの一種 Inositol Hexaniacinate、ビタミンB5の一種 Pantethine、ビタミンC、インド原産のハーブGugulipidなどがあります。紅麹はコレステロールを下げる処方薬と全く同じ作用がありますが、副作用は薬よりも低いようです。Delta-tocotrienolは肝臓で製造されるコレステロールを減少させる働きがありますが、一切の副作用は認められていません、また抗酸化物質、血管内の炎症を抑える働き、血栓を防ぐ働きもあります。ナイアシンは通常の薬よりも効果的にコレステロールを下げるだけでなく、悪玉,中性脂肪を下げ、善玉を増加させる働きがあります。薬として処方されることもありますが、ナイアシンには肌のほてり、胃腸のむかつき、肝臓への障害、血糖値の悪化という副作用もあります。この副作用を軽減したものがInositol Hexaniacinateです。ナイアシンを使用する場合は3〜4ヶ月に一回の割合で血液検査を受けてください。Pantethineは脂肪をエネルギーとして燃焼するときに必要な栄養素の一つであると同時にコレステロールの製造を抑え、中性脂肪、トータルコレステロール、悪玉を減少させ、善玉を増加させます。血中のビタミンCの濃度はコレステロールの値と反比例します。高濃度のビタミンCはトータルのコレステロールを減少させ善玉を増加させます。Gugulipidは悪玉の代謝を高め、善玉の生産を高めてくれます。このようにコレステロールを下げるサプリメントは色々ありますが、食生活、生活習慣が健康を維持する上で最も大事ですから、サプリメントは補助的な役割として使用してください。また上述の治療法を試されたい方は栄養学または自然療法の知識を有するドクターの指示に必ず従ってください。

ドクター小澤への質問はメールで dr.ozawa@gmail.com 迄、お気軽にお寄せください。

 

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マグネシム

 マグネシウムは体の中で非常に重要な働きを沢山行っています。その中でも最も大きな働きはエネルギーの生産です。人間が食事から摂り入れた糖分、脂質、たんぱく質は細胞内でATPと言う物質に変換され、初めてエネルギーとして使われます。このATPは生体内の殆ど全ての代謝過程でエネルギーとして使われます。このATPの生産にマグネシウムは不可欠な存在です。またエネルギーの生産以外に分かっているだけで300以上の代謝反応にマグネシウムは必要です。その他に神経信号の伝達、筋肉の収縮と弛緩、心拍数のコントロール、DNAとたんぱく質の合成、骨、細胞膜、染色体といった構造の一部にも使われています。そして注目すべき点としては体を酸化から守ってくれる抗酸化物質その中でも最も抗酸化力の強いグルタチオンの生成に必要なミネラルであることです。
 マグネシウムは植物中では葉緑素や外殻の一部として働いていますので緑色の強い野菜、ほうれん草、ケール、ブロッコリーなどや、玄米、全粒粉、アーモンド、ヘーゼルナッツなどに多く含まれます。またミネラルウォーター、特に硬度の高いものにもマグネシウムは多く含まれています。マグネシウムの摂取勧告量は成人男性で420mg、女性で320mgですが、野菜不足、玄米などの全粒粉の不足からマグネシウムの平均摂取量は男性で320mg、女性で230mgと明らかに摂取勧告量を下回っています。また化学肥料と無機栽培で育てられた野菜には有機栽培と比べるとマグネシウムの含有量は3分の1にも満たないと言うデータもあります。この摂取勧告量とは栄養素の欠乏を予防すのに必要最低限の保険量で、最も望ましい摂取量ではなく、栄養学医療ではまったく不十分だと考えられています。
 消化不良などの消化器系の障害、腎臓病、糖尿病、利尿剤、加齢はマグネシウムの吸収難と排出を加速させる要素です。またマグネシウムはカルシウムと競合的に吸収されますので、カルシウムだけのサプリメントを摂っている方はマグネシウムと一緒に摂取してください。
 先述のようにマグネシウムは非常に多くの体内での代謝反応で使用されますので、マグネシウム不足は非常に多くの病気を引き起こします。まず最初のサインは疲労、頭痛、筋肉の引きつりが現れます。これは筋肉をリラックスさせる事ができなくなる事に起因します。そしてマグネシウム不足が進行しますと高血圧、鬱、不安症、イライラ、不眠、人格の変化、混乱、過呼吸、胸の痛み、痙攣、食欲の低下、吐き気などを引き起こします。
 マグネシウムは筋肉をリラックスさせてくれる事から、私たち自然療法医はマグネシウムを筋肉痛や慢性のコリ、便秘、高血圧、偏頭痛、喘息の改善に使用します。そしてエネルギーの生産に必要な事から慢性疲労にも非常に有効です。それ以外にも腎臓結石、骨粗鬆症、PMS、頻尿、糖尿病、妊娠中の様々な合併症にも使用します。
 マグネシウムを摂り過ぎると下痢、倦怠、混乱、低血圧、心拍数の乱れ、心肺停止、呼吸困難、腎臓機能の低下を招きます。これは主に、サプリメントの摂り過ぎで起こりますが食事から摂ったマグネシウムがこのような症状を引き起こす事はありませんので、野菜、玄米、ナッツ類にアレルギーの無い方であれば安心して沢山食べてください。マグネシウムのサプリメントを摂るときは一日当たり500mgを目安に、数回に分けてとるようにしてください。マグネシウム不足の症状改善には時間がかかりますので数ヶ月続けて摂る事が重要です。

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ビタミンD

 ビタミンDはビタミンでありながら、カルシウムの代謝と骨の成長に関与しているホルモンとして知られています。血中のカルシウム濃度にとても重要で、血中のカルシウム濃度が低くなるとビタミンDは小腸からのカルシウムの吸収を増やし、腎臓から尿へと排出されるカルシウムの再吸収も増やします。また骨からカルシウムを放出させ血中のカルシウム濃度を上昇させます。血中のカルシウムの濃度が増えるとカルシトニンというホルモンが分泌されカルシウムが骨へと吸収されます。血中のカルシウムの濃度は非常に敏感に管理されており、濃度が低すぎると筋肉が痙攣を起こし、多すぎると動脈への付着を起こします。ビタミンDは骨の成長に非常に重要で、骨や歯に含まれるたんぱく質の生成を促進するほか、新しい骨の成長に必要な骨形成細胞の働きを高めます。またビタミンDはDNAの働きにも重要で、ビタミンDの欠乏は細胞の分化、増殖、成長に影響を与えます。この働きに注目した研究ではビタミンDのサプリメントがガンや乾癬の治療に有効であったという結果も最近出てきています。ビタミンDは細菌やウィルスに対しての免疫力にも重要です。そして高用量のビタミンDはリューマチを始めとする自己免疫病に有効であったという結果もあります。
 ビタミンDには2つの供給源があります。一つは食料です。サーモンや、いわし、さばなどの油を多く含む魚、卵の黄身にビタミンDは豊富に含まれています。最近では牛乳やシリアルにビタミンDを添加したものも多くあります。もう一つの供給源は日光です。日光が皮膚に当たることによって皮膚でビタミンDは合成されます。真夏の太陽に10分間、顔と両手をさらすことで、一日に必要なビタミンDを合成できます。しかしSPF8以上のサンスクリーンはビタミンDの合成を95%阻害してしまいます。また65歳以上の方はビタミンDの皮膚での合成が3倍以上低くなりますので、より長い時間の日光浴が必要になります。真昼間の日光は皮膚を老化させる原因にもなりますので、朝と夕方に15分づつ顔、腕を日光にさらすと十分なビタミンDを合成することが出来ます。またビタミンDは脂肪に保存することが可能ですので夏のうちから冬に備えて日光浴をしてビタミンDを蓄えましょう。
 この食料から取り入れたビタミンDも皮膚で合成されたビタミンDも、肝臓と腎臓で代謝されないとその能力を発揮しません。ですから、肝臓、腎臓に障害のある方はビタミンDの欠乏を引き起こし易くなります。この他にビタミンDの欠乏を引き起こす原因に日光不足、常にサンスクリーンを使用してる方、菜食主義者、消化器系統に障害のある方などが挙げられます。このビタミンDが欠乏するとくる病、骨軟化症、骨粗鬆症などを引き起こします。南カルフォルニアではあまりありませんが、日照時間の少ないシアトルなどでは冬特有の季節性鬱病を引き起こします。ビタミンDのサプリメントからの摂取の上限は一般的に2000IUとされています。ビタミンDの摂り過ぎには毒性があり血中のカルシウム濃度を高め、腎臓、心臓、肺、血管などへカルシウムを付着させこれらの臓器を硬化させてしまう原因になります。ビタミンDは乾癬、ガン、自己免疫病、骨粗鬆症、多嚢胞性卵巣症候群の治療に使われることがありますが、その毒性ためビタミンDを治療目的に使用する場合は栄養学に詳しい医師の指示に従ってください。日光浴のし過ぎからビタミンDの過剰合成と言うことは起こりませんので、安心して適度な日光浴を楽しんでください。

ドクター小澤への質問はメールで dr.ozawa@gmail.com 迄、お気軽にお寄せください。

 

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ビタミンB12

 ビタミンB12の主な働きはホモシステインの無害化です。このホモシステインは何者なのか?あまり馴染みのあるものではありませんが、最近、特に動脈硬化などの循環器系の疾患や、糖尿、アルツハイマー病などにもこのホモシステインが関連していることが分かってきています。最近の研究ではホモシステインの値が高い人はホモシステインの値が低い人に比べ心臓発作の危険性が3〜4倍高いという結果が出ました。ホモシステインは必須アミノ酸の一つメチオニンが代謝される過程で作られます。代謝のバランスが崩れるとホモシステインが蓄積されていきます。このホモシステインは加齢と共に増加する傾向にあります。他にも喫煙、薬、食生活の西洋化がホモシステインを増加させる要因にります。ビタミンB12の他に葉酸、ビタミンB6がホモシステインの蓄積を減少させます。
 ビタミンB12のその他の役割としてはDNAの生成、造血、エネルギーの生産、神経の働きに必要なビタミンです。
 ビタミンB12は肉、卵、魚介類などの動物性食品にしか含まれません。ですから、菜食主義者に欠乏しがちです。またビタミンB12の消化吸収は、全ビタミンの中で最も複雑なメカニズムを要します。詳しい内容は割愛させていただきますが、胃酸、消化酵素、胃から分泌される内因子が必要になります、また小腸の末端部分のみから吸収されます。このように、複雑なメカニズムを要することから、色々な原因で欠乏しがちなビタミンです。特に老齢者の30%はビタミンB12が欠乏していると言われています。これは加齢と共におこる萎縮性胃炎やピロリ菌の感染により、胃酸の分泌が減少することが原因です。また胃炎や胸焼けなどの治療薬として使用される、制酸剤は胃酸の分泌を抑えることからビタミンB12を始めとするビタミンやミネラルの吸収を阻害しますので長期の使用には注意が必要です。他にアルコールを非常に沢山飲む方はビタミンB12の吸収を低下させ神経障害などを引き起こすことが多くあります。
 ビタミンB12が欠乏するとある種の貧血を引き起こします。通常の鉄分不足の貧血とは異なりますので、鉄分を補給しても貧血は改善しません。また手足のしびれや感覚異常、歩行困難、記憶力の低下、痴呆といった神経症害を引き起こします、一度ビタミンB12が欠乏してしまうとこれらの神経障害はその後ビタミンB12を十分に摂取しても症状が治らない場合があります。
 老齢の方、アルコールを多く飲む方や胃腸に障害がある方はビタミンB12が欠乏しやすいので定期的にビタミンB12の血中濃度を計測することをお勧めします。他に舌の痛みや腫れ、食欲の減退、便秘なども引き起こします。
 上述の他にビタミンB12は慢性疲労の回復、滑液包炎という関節炎の一種、夜間に起きる筋肉の痙攣、耳鳴り、坐骨神経痛、三叉神経痛、ベル麻痺、糖尿病による神経障害、網膜障害の治療に非常に有効です。しかし老齢の方や胃腸に障害がある方は特別な形のビタミンB12もしくは注射での摂取が必要になります。ビタミンB12は非常に安全なビタミンで高用量でも副作用が認められていませんが、ビタミンB12を治療目的で使用する場合は栄養学または自然療法の知識を有するドクターの指示に必ず従ってください。

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花粉症

 桜の花が咲く季節と共に花粉症の季節がやってまいりました。花粉症の症状自体はたいしたことはありませんが、その不快指数は相当なものです。くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみから始まり、ひどくなると副鼻腔炎から慢性頭痛、慢性疲労まで引き起こします。この症状が退くには花粉の数が減るのを待つしかなく、花粉症の方は家に引きこもりがちになってしまうかもしれません。この花粉症年々増加の一途をたどっています。その原因には免疫系統へのストレスの増加によるものと考えられています。実際に空気、水、食品の汚染、また食品添加物などの増加により私たちの体はアレルギー反応を引き起こし易くなってきています。
 花粉症の治療の第一歩はアレルギー体質の改善です。アレルギー反応はアレルギー性物質の積み重なりによって引き起こされます。体の中に蓄積したアレルギー性物資を除去していくのが重要になります。これには日ごろの食生活、アルコール、喫煙、精神的ストレスの改善が重要です。また空気感染によって引き起こされるアレルギー性物質の完全なる除去は困難ですが、カーペット、絨毯、布生地の家具、カーテン等、花粉、ホコリ、ダニを溜め込んでしまう家具の処分によってアレルギー性物質との接触を大幅に削減できます。また以上の処分が出来ない場合は最低限寝室だけは枕カバー、毛布、ベッドカバー、マッドレスパッドを最低週1回はお湯で、添加物や香料ゼロの洗剤で洗濯して、アレルギーフリーの環境を作るようにしてください。また空気清浄機は特にこの時期必須のアイテムです。
 花粉症の体質改善のため最も重要な栄養素はオメガ3不飽和脂肪酸です。これは魚に多く含まれる油ですが、炎症を抑える働きがあります。しかしながら体全ての細胞にオメガ3不飽和脂肪酸を取り込むには時間がかかりますので、毎日の食生活から魚を多くとるようにしてください。この他に花粉症の治療に有効なサプリメントにビタミンC、Qercetin,、Hesperidin、Nettle があります。ビタミンCはアレルギーの原因物質であるヒスタミンの分泌を抑えると共にヒスタミンの分解を促進してくれます。ビタミンCは1日当たり3〜5gを数回に分けて摂ると有効です。バイオフラボノイドの一種である Qercetin と Hesperidin はヒスタミンを含むアレルギー仲介物質の分泌を抑制します。Nettle の葉は長年アレルギーの治療に使われてきた生薬です。また根は前立腺肥大症の治療に使われます。
 今回特に注目したい治療方法がホメオパシーです。日本人の方にはあまり馴染みが無いかと思いますが、特にヨーロッパでは確立した医療の一つです。治療にはレメディーと言う極限まで希釈された物質が使われます。このホメオパシーは希釈すればするほど効果が強くなり、化学的な作用をするのではなく生命エネルギーに作用し人間の自然治癒力を引き出すと言う医療です。こう書いてますと、何か怪しげに聞こえてきますが、実際の医療の現場で処方する医師も増えてきているほど効果があります。
下記の中から自分の症状に合ったレメディーを摂ってください。

  • Arsen alb:目が焼けつくように熱を持ち、熱い涙が出る、水っぽい鼻水、沢山くしゃみが出るタイプ。
  • Allium cepa:焼けるような鼻水が絶えず流れる、上唇がヒリヒリする、涙目のタイプの花粉症。
  • Arundo:鼻の中が非常にかゆく、くしゃみを引き起こす、鼻水と共に唾液が非常にでる、耳の中がかゆいタイプ。
  • Euphrasia:目の症状が特に強く、熱く焼けるような涙が多くでる、目がかゆい、鼻水は水っぽく刺激が無いタイプ。
  • Sabadilla:くしゃみが特にひどいタイプ。
  • Sulphur:屋外にいると水っぽく、焼けるような鼻水、屋内では鼻づまりがひどいタイプ。
  • Wyethia:のど、上あご、鼻が非常にかゆく、のどが腫れてるような感覚で乾燥して焼けるようなタイプ。

 レメディーは3粒を4時間おきに、空腹時に舌下で溶かしてください。症状の改善が見られないときは他のレメディーを試してください。ホメオパシーは健康食品店、インターネットで気軽に購入できますので是非試してください。

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男性の更年期

 男性が40、50代になると男性ホルモンの分泌が徐々に低下し始め、性欲の減退、勃起障害、射精障害、不眠、憂鬱、心臓病、動脈硬化、骨粗鬆症、前立腺肥大症、筋肉の萎縮、疲労、イライラ、皮膚のたるみ、怪我からの回復が遅いといった症状が現れ始めます。ほとんどの男性は更年期は女性にのみ起こる現象だと考えてるかもしれません。しかし最近では、更年期は男性にも起こる現象だと認識され始めています。女性の閉経に伴う更年期に特有の症状のみ注目されがちで、本当の更年期の症状が男性には認識されていなく、勿論男性には生理がありませんので、更年期は女性の問題だと思われがちです。女性の更年期は卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が低下することによって起こり、更年期を迎えた女性はホルモンの急激な減少により、顕著な症状が現れますが、男性の場合ホルモンの減少は緩やかに起こるので、症状も徐々にやってきます。
 このような症状を改善するのにベストなアプローチは男性ホルモンの補充療法です。ここで、私が推薦するのは天然ホルモンのことで、ボディービルダーや、ドーピングなどで使われるステロイドホルモン、もしくは合成させた男性ホルモンのことではありません。天然のホルモン(人間の体で作られるのと同一のホルモン)というのは肝臓ですばやく代謝され、対外に排出されるので、長時間体に影響を与えるということはありません。また体内でのホルモンの分泌には自然のリズムがあり男性ホルモンは夜から朝にかけて多く分泌されます。これに比べて合成されたホルモンは排出されるのに非常に時間がかかり、長時間体に影響を与え続けるため、生理的に必要な容量をはるかに超えた反応を引き起こします。これにより異常な興奮状態、暴力的な行動、前立腺癌の悪化といったような危険な副作用があります。また、臨床実験で使われた男性ホルモンのほとんどは合成ホルモンであり、プロのスポーツ選手がドーピングの使用で捕まるのも合成ステロイドホルモンです。これにより、男性ホルモン全般の評価は一般的に危険といったイメージがついてしまってますが、知識を有する医師の処方する天然の男性ホルモンは非常に安全で有益な治療方法です。
 この天然男性ホルモンの補充療法を受けられる方はまず、問診、触診、総合的なホルモンの検査、前立腺の検査を受けてもらい、個人にあった用量が処方されます。また同時に特別なビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブを同時に取ることにより、処方される薬よりもはるかに安全で有益な効果を引き出すことができます。天然ホルモンの補充をすることによって、勃起障害の改善、性欲の改善、心臓病および梗塞の予防、前立腺癌の予防、エネルギーの向上、筋肉および骨の強化、鬱病の改善、コレステロールの改善、体重の減少、アルツハイマー病の予防といった加齢による様々な症状の改善を見込むことができます。思い当たる症状がある場合には、まず診察を受けてみてください。そして天然ホルモン補充療法を受けるときは、必ず自然療法の知識を有するドクターの指示に従ってください。

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骨粗鬆症

 骨粗鬆症患者がアメリカでは2千万人以上いると言われています。年齢と共に骨密度は低下していく傾向にありますが、特に閉経後の女性がその大部分を占めます。症状は骨折や重度の腰痛、身長の低下、背骨の湾曲などが現れるまで分かりません。病状が徐々に進行してくと、ほんの少しの衝撃または何の衝撃も受けなくて骨折するようになります。そして骨折が原因で亡くなってしまうこともまりますので、予防には定期健診が重要です。
 骨は一生を通じて休み無く作り直されています。骨の健康は栄養素、ホルモン、肝臓、腎臓の働きによって維持されています。骨には20種類以上の栄養素が必要だと言われていますがその中でもカルシウムとビタミンDは特に重要な栄養素です。カルシウムの吸収には胃酸が不可欠です。アレルギー、胸焼けの薬などはカルシウムを含む多くのビタミンミネラルの吸収を阻害しますので、長期による使用には気をつけてください。また胃酸の分泌は加齢とともに低下する傾向にあります。カルシウムのサプリメントを摂っているのに、骨密度が一向に上がらない方は一度胃酸の分泌を検査されることをお勧めします。カルシウムにはいくつかの種類があり、Calcium Carbonateは胃腸の弱い方には消化できません、Calcium Citrateは胃腸の弱い方でも吸収率が非常に高いカルシウムです。閉経後の女性は一日平均1300mgのカルシウムをとってください。ビタミンDはカルシウムの消化吸収を助けてくれることは良く知られていますが、加えてカルシウムの骨への運搬、腎臓でのカルシウムの再吸収を促進する働きもあります。ビタミンDは日光浴をすることによって体内で生産されるので、1日1時間は野外で活動してください、日焼けが気になる方は2000IUをとってください。またマグネシウム不足は血中のビタミンDの濃度を低下させます。一日当たり600mgとると良いでしょう。最近注目されているミネラルにストロンチウムがあります。これは骨の生成を活性化し、骨密度を上げてくれることが知られています。
 喫煙、長期にわたるステロイド、利尿剤の使用は骨粗鬆症を悪化させる要因ですので該当する方は特に注意が必要です。また運動をすることによって骨に刺激を与え骨を強くすることが出来ます。1週間に最低1時間の運動を3回するように心がけてください。運動不足は逆にカルシウムの尿および便への排出を増加させ骨粗鬆症を悪化せせることになります。食事で気にして頂きたい事はお酒、カフェイン、炭酸飲料、塩分、砂糖、たんぱく質の取り過ぎです。これらはカルシウムの排出を促し骨密度を低下させることになります。そして沢山の葉野菜をとるようにして下さい。葉野菜にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル、また骨生成に欠かせないビタミンK、カルシウムの排出を防いでくれるボロンが多く含まれています。また大豆には女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする物質イソフラボンが含まれていますので、なるべく多くの大豆製品をとるようにして下さい。
 以上の事を実践しても改善が見られない時には天然ホルモン補充療法を考えてみてください。閉経後の女性に骨粗鬆症が多い事から分かるように、女性ホルモンのエストロゲン、プロゲストロンを補充する事によって安全に、副作用が少なく骨粗鬆症を治療する事ができます。天然ホルモン補充療法を受けるときは、必ず自然療法の知識を有するドクターの指示に従ってください。

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鬱病

 私がメディカルスクールを卒業したシアトルは全米の自殺率ナンバー1で、この時期特に自殺者、鬱病患者が多い時期でした。人間の感情は環境や気候にとても左右されるものです。気候の穏やかな南カリフォルニアではあまりドンヨリした気分になる事はありませんが、それでも景気の先行きも不安で何かと暗いニュースが蔓延しています。
 鬱病の症状は様々ですが代表的なものに、食欲の低下による体重の減少、または過食による体重の増加、不眠または睡眠のとりすぎ、体を動かしたくない、娯楽に興味が無い、性欲の減退、疲労、自分に価値が感じられない、自己嫌悪、罪悪感、物事に集中できない、死や自殺という考えがが頭から離れない等です。
 一見楽天的に見えるアメリカ人ですが約2千万人以上が鬱病に悩まされています、そして3千万人以上が抗欝剤を処方されています。どうしてこんなにも鬱病が多いのでしょうか?鬱病の原因は大きく分けて2つあげられます。一つは精神的にどうしようもない状況に追い詰められたとき、もう一つは化学的もしくは生理的な原因です。それらの代表例として神経伝達物質のセロトニンの低下、甲状腺異常、更年期、不眠、副腎機能の低下、低血糖、食品アレルギー、重金属、栄養不足、薬(抗ヒスタミン、高血圧、ステロイド、抗炎症剤)、アルコール、カフェイン、感染症などがあります。
 治療で最も重要となってくるのは心理カウンセリングですが、精神的なものが原因でない鬱病の場合重要なのは上述の原因を取り除く事です。そして神経伝達物質のセロトニンの量を増やす事です、実際殆どの抗欝剤はセロトニンに働きかけるものです。このセロトニンを増やす事は生活スタイルを変える事によってかなり改善できます。セロトニンの量を減らす代表例として喫煙、アルコール、砂糖、動物性たんぱく質の摂りすぎ、血糖値の異常、栄養不足が挙げられます。生活スタイルと食生活の改善は重要ですが時間と根気が要ります。そこで当座の治療として5-HTPとハーブの St. John's wort がセロトニンを増加してくれます。5-HTPはセロトニンの前駆体で体内で70%がセロトニンに変化します。5-HTPは100-200mgを一日3回摂ると効果的です。 St. John's wort は欝を含む精神障害に長年使用されてきたハーブで、抗欝剤と似た働きをしますが、はるかに少ない副作用で済みます。 St. John's wort は300mgを一日3回摂ると効果的です。
 そして運動は一番重要で効果的な鬱病の治療かもしれません。運動をする事によって、不安症、欝、疲労感が減少するだけでなく、自分を前向きに評価できるようになり、幸福感も増す事ができます。定期的に運動をする事によって、感情に直接影響する神経伝達物質を増やす事ができ、ストレスホルモンを減少する事ができます。また朝食を摂らなかったり軽く済ませると鬱病の傾向が多いようです。これは血糖値の乱れと栄養不足によるものだと考えられます。バランスの取れた食事を3食取るのも鬱病の治療の基本です。
 上述したように鬱病の原因となるものは多くあり自己判断で治療するのは難しく、鬱病は長期化すると治療が難しくなりますので気になる方は早く医師に相談してください、自然療法での治療を行いたい方は栄養学と自然療法に詳しい医師の指示に従ってください。

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胸焼け

 年末に向かって何かとパーティーの多い時期になってきました。暴飲暴食により胃腸に何かと負担がかかる時期でもあります。胸焼けは胃の内容物が食道に逆流する事によって起こります。
 殆どの方が胃酸の出過ぎによって胸焼けが起こると思っているかもしれません。そして制酸剤をとる方が多いのですが、実は食道と胃の間にある弁が緩む事によって胸焼けは起こります。この弁があるおかげで食後すぐに逆立ちしても食事は逆流して来ません。この弁の弛緩を悪化させるものの代表例はアルコール、脂肪分の多い食事、炭酸飲料、オレンジジュース、トマトジュース、コーヒー、お茶、乳製品、チョコレート、スパイシーな食事、玉葱、ミント、多くの薬などがあります。またストレス、喫煙、肥満、食品アレルギー、胃の一部が横隔膜を通り越してしまう裂孔ヘルニアは胸焼けを悪化させる要因です。胸焼けの治療にはまず、上述の摂取を控える事、食後すぐには寝ない事、寝るときには枕を通常より高くして寝る等に注意してください。
 またビタミンA、亜鉛は胸焼けの予防になります。ハーブの Slippery Elm、Licorice(甘草)を摂ると副作用無しに症状の緩和ができます。慢性的な胸焼けによりに傷ついた食道は生薬のキンセンカ、ビタミンB特にナイアシン、ビタミンAを摂る事によって回復を早める事ができます。
 健康な胃は大量の胃酸を作り出す事ができます。この濃度は pH1-2とかなりの強酸です。この強度の酸が通常の消化には必要ですが、胸焼けを引き起こす方にはこの胃酸の分泌が低下してる場合があります。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、これには科学的な根拠があります。胃自身は粘液を作り出す事によって酸から身を守っています。酸が普通に分泌されている胃では摂った食事は速やかに消化され、小腸へと運ばれます。しかし酸の分泌が少ない胃では、食品は長時間胃に留まることになります。そして食道と胃の間の弁が時間の経過と共に緩んだ時に胃の内容物が食道に逆流する事になります。消化するには十分な濃度の酸ではありませんが、粘膜で身を守ることの出来ない食道にダメージを与えるには十分な濃度の酸です。この時に普通の人は制酸剤に手を伸ばします。すると胸焼けはすっきり解消します。しかし問題は胃酸の出過ぎではなく、不足ですので、ここで制酸剤に手を出すと悪循環に陥ります。このような方は胃酸のサプリメントを食事と一緒に摂ると胸焼けを起こさなくなります。また制酸剤を常習している方は体に必須な栄養素を吸収できなくなります。その代表例がカルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル、ビタミンB12 、たんぱく質とアミノ酸です。これらの栄養素が不足すると、貧血、骨粗鬆症、ホルモンバランスの異常、精神、神経障害を引き起こす可能性が多くなりますので制酸剤を長期間使用している方は、胃酸の出過ぎではなくて、胃酸不足かもしれませんので一度胃酸の分泌を調べてみてください。
 胸焼けが慢性化すると食道へのダメージが重なり食道ガンになったり、食道と胃の間の弁がダメージを受け手術をしなければ治らない事もあります、また痛みが長期にわたって起こる場合は慢性胃炎や潰瘍の可能性もありますので、自己判断せず、医師の診断を受けてください。自然療法で治療を行いたい方は自然療法と栄養学に詳しい医師の指示に従ってください。

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風邪

 今年も風邪、インフルエンザの季節がやってきました。風邪の主な症状は疲労感、発熱、頭痛、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰などです。
 フルーショットをしたから風邪を引かないと思う方が多いかと思いますが、フルーショットだけでは風邪は防げません。それは風邪を引き起こすウィルスは200〜300種類ありワクチンはそのうち2、3種類にしか有効でないからです。また今年流行るウィルスは推測により決定され、それに合わせたフルーショットが作られますが、今年はその3種類のうち2種類に推測に誤りが出ています。またインフルエンザのウィルスは変異を多く繰り返すために、既存のワクチンが効かなくなることも多くあります。最近発行された New York Times によると70歳以上の高齢者にはワクチンは有効でない、また高齢者は服用している薬も多く、免疫力も低下しているために、ワクチンによる副作用の危険性もあがると記載しています。
 それではどうしたら風邪を防げるのか?その答えは自分の免疫力を上げることです。免疫力を低下させる要素には、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、栄養不足、砂糖の過剰摂取、アルコール等があります。ですから日常の生活スタイルの改善が免疫力の向上につながります。また自然療法による風邪の治療法は症状の抑制ではなく、体の治癒力の促進ですので一時的に風邪の症状が悪化する事がありますが、風邪を引いている時間は短縮されます。風邪の症状は私たちの体の免疫反応ものが殆どです。発熱は非常に不快ではありますが、薬で熱を下げてしまいますと風邪が長引く事になります。一般的に発熱が危険でない限り、解熱剤の使用は避けたほうが良いです。
 もしも風邪を引いてしまったときに最初にする事は休息です。そして水分を多く取ってください。しかしジュースやスポーツドリンクなど糖分の多い飲物は免疫力を低下させますので、避けてください。水分が不足すると粘膜が乾燥して感染を悪化させ、白血球の活性が低下してしまいます。砂糖の摂取は免疫力を大幅に低下させるので極力避けてください。免疫力を高める栄養素にはビタミンC、A、ベータカロチン、亜鉛があります。ビタミンCを2時間おきに1グラム取ってください。ビタミンCは風邪の症状、期間を大幅に短縮してくれます。また風邪の予防にも有効ですから、この時期には一日当たり1〜3グラム取ると良いでしょう。また、いち早く免疫力を回復したいときにはビタミンCの点滴療法が非常に有効です。ビタミンAは短期間に高濃度服用すると免疫力の向上に非常に効果的ですが、妊娠中もしくは妊娠を考えている女性は医師と相談してください。亜鉛は一日あたり25mgを3回とると有効ですが長期間の使用は銅の不足を引き起こしますので、気をつけてください。免疫力を高めてくれる代表的なハーブにエキネシアとアンドログラフィスがあります。エキネシアはその根に有効成分が多く含まれ、風邪の予防には根を一日当たり2〜3g、風邪の治療には4〜6gとると良いでしょう。アンドログラフィスは免疫力を向上させるために長年漢方で使われてきたハーブです。エキネシアと同様に風邪の予防には一日当たり2〜3g、風邪の治療には4〜6gとると良いでしょう。
 風邪は万病の元と言われるように、こじらせると肺炎などの重症な病気にもつながりますので、普段から免疫力を高める生活を心がけて、この時期を乗り越えましょう。

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アトピー 自然療法的アプローチ

 アトピーの代表的な症状は全身のかゆみと腫れ、そして皮膚の乾燥またはかぶれです。そしてかゆみのためよく掻き、引っかき傷が出来て感染症が引き起こりやすくなります。そしてほとんどのアトピーの患者さんは食品アレルギーを持っているので、喘息や花粉症なども引き起こしやすくなります。
 まず一番にしなければいけないのは、どの食品にアレルギーがあるのかを知り、それらの食品を食べないことで、他の病気と同様に、乳幼児期の母乳が一番の予防であり治療につながります。
もし母乳を飲んでいる赤ちゃんがアトピーを発症した場合は、お母さんがアレルギー性食品を避ける必要があります。アレルギー性食品は個人によって様々ですが、一般的に乳製品、卵、ピーナッツ、小麦粉、大豆、柑橘類、チョコレート等があります。お母さんがアレルギー性食品を抜くことによって、赤ちゃんのアトピーは大抵の場合、全快します。人口乳、牛乳、卵、ピーナッツはアトピーを引き起こす80%以上の可能性があるという研究結果もでています。
 上述の食品および、食品添加物、合成保存量を避けることによって、かなりの確率で、症状はよくなり、簡単な血液検査で個別の食品アレルギーを知ることもできます。
 また、腸内でのカンジタ菌の異常繁殖がアトピーを含むアレルギーと密接な関係があることも知られており、このカンジタ菌の異常繁殖は、抗生物質の多用が主な原因とされています。
 またどのような栄養素を取ると、アトピーの治療になるのか。その一番にあげられるのが、オメガ3不飽和脂肪酸です。オメガ3不飽和脂肪酸は体内で、炎症を抑える働きのある化学物質を作り出します。オメガ3不飽和脂肪酸は、主に魚に含まれ、EPA,DHAとして知られています。そして亜鉛を一緒に取ることによって、オメガ3不飽和脂肪酸を効率よく炎症を抑える化学物質に代謝することが可能にです。
 またアレルギー物質のヒスタミンの放出を防ぐものに、リコリッシュ、イチョウ葉、ブルーベリー、緑茶、ぶどうの種などがあります。その中でも最もヒスタミンの放出を防いでくれるものとして、インドの原産ハーブ、コレウスフォルスコリがあり、これらの食品もしくはサプリメントを続けてとることによって、炎症、およびかゆみを防ぐことができます。
 体内にたっまた毒素の排出(デトックス)やリンパ腺の流れを促進するリンパドレナージ等をすることによって治療のスピードを速めることが可能です。、フルボ酸という植物由来の抽出液を直接塗布することで炎症で傷ついた皮膚の回復を早めることもできます。
 また、イライラしたり、短気やネガティブな感情によってアトピーの症状が悪化することが知られています。そしてアトピーの患者さんは心配性、ノイローゼなどにもかかり易く、ストレスを上手くコントロールすることも重要な治療の要素になってきます。

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更年期障害 自然療法的アプローチ

 更年期障害は生理の周期が乱れ、閉経の前兆として現れます。平均して50歳になると症状が現れ始めますが、早ければ40歳でも症状が現れます。女性がこの年齢に達すると、卵巣の機能が低下し、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲストロンの分泌が低下することによって様々な症状が起こります。代表的な症状は全身のほてり、寝汗、肌荒れ、不眠、イライラ、うつ、記憶力と集中の低下、萎縮性膣炎、慢性的な膀胱炎、手足の冷えなどです。
 これらの症状のためににまずしなければいけないのは、動物性のものはなるべく避け、野菜を中心とした食生活にすることです。これには植物性エストロゲンを含む食事をしてもらうという目的があります。植物性エストロゲンを多く含む食品には大豆、亜麻仁、種子、りんご、セロリ、パセリ、アルファルファなどがあります。なかでも大豆にはイソフラボンという物質が多く含まれ、1カップの大豆は300mgのイソフラボンを含み0.5mgのエストロゲン(薬1錠)に相当します。そして運動は特に重要な要素です。最低一週間に3回30分の運動をすることにより、ほてり、寝汗、イライラ、うつといった症状は軽減され、骨粗鬆症、心臓病の予防にもつながります。また当帰、甘草、ブラックコーホシュ、チェイストベリーといったハーブを組み合わせて取ることにより、更年期の症状が改善されます。栄養学的にはビタミンCとEを取ることで、ほてりと萎縮性膣炎が改善されることが知られています。
 また現在の一般的な治療方法はホルモン補充療法ですが、よく「ホルモン補充療法は本当に必要なのか?」「ホルモンは癌を引き起こすのか?」という質問を受けます。ここで注目しなければいけないのは、治療に使われるホルモンには2種類あるということです。ひとつは女性の体で作られるホルモンと全く同じの天然ホルモン、もうひとつは合成ホルモンです。合成ホルモン(プレマリン)には天然ホルモンでは見られない以下の激しい副作用が見られます。出血、浮腫、鼓腸、吐き気、不安、イライラ、凝血、血栓性梗塞症、血糖値の悪化、子宮がん、乳がんの発ガン率を上げる。これは人間とプレマリン(実は馬のホルモン)の組成の違いによるものです。女性ホルモンのエストロゲンは、エストロン、エストロジオール、エストリオールの3つのホルモンから成り立っていますが、プレマリンには人間の体では作られない物質(原料は牝馬の尿です。)が含まれます。これらの異物を分解する酵素は人間の体には存在していないため、体内から排出されずに長時間残ります。また、天然ホルモンに一番多く含まれているエストリオールは活性自体は弱いものの、抗がん作用が認められてますが、プレマリンには含まれてはおりません、またリスクが最も高いエストロンが一番多く含まれています。このため天然ホルモンの作用に比べプレマリンは効果が10〜1000倍も強く、副作用も強烈です。また天然ホルモンを補充することにより更年期の症状の改善のほか心臓病、高血圧、高コレステロール、痴呆、アルツハイマー病、骨粗鬆症の予防、骨密度の増加という利点もあります。天然ホルモン補充療法を受けるときは、必ず自然療法の知識を有するドクターの指示に従ってください。

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ビタミンA

 ビタミンAの一番大きな働きは視力です。目の奥には網膜という構造のものがあります。光がレンズを通り過ぎこの網膜に当たると、網膜はこれを視神経に信号として伝えます。網膜がしっかり働くにはビタミンAは欠かせない存在です。ビタミンAの欠乏は夜盲症として知られています。
 またビタミンAは細胞の分化にも必要で、細胞の成熟には欠かせません。特に皮膚で多く使われ、欠乏すると皮膚の角質化を招きます。その他の働きとしては、免疫システムの正常化、赤血球の生産、骨の生成、精子の生産に多く使われます。
 またビタミンAが2個結合したものをベータカロチンと言いますが、このベータカロチンには抗酸化物質としての働きもあります。このビタミンA欠乏すると発達障害、様々な目の障害、呼吸器系統の免疫力の低下、生殖機能の低下、味覚障害、皮膚の角質化などを引き起こします。
 どのような食品がビタミンAを多く含んでいるかというと、動物性食品、特に肝臓、乳製品、魚に多く含まれています。また親戚のベータカロチンはニンジン、ブロッコリー、マンゴー、桃、赤ピーマン、南瓜、ピンクグレープフルーツ、サツマイモ、トマトなど黄色、オレンジ、緑色の野菜に多く含まれています。またビタミンAは取りすぎると中毒反応が出ます。頭痛、めまい、吐き気、脱毛、下痢などの症状などですが、長期間にわたって多量(摂取勧告量の10倍を6ヶ月以上)に服用すると、肝機能障害、出血、こん睡状態など死を招く危険性もありますので、長期にわたる使用には専門家の指示に従ってください。またビタミンAのとり過ぎは胎児に対して奇形を発生させる可能性があるという報告もありますので、妊娠中にはビタミンAを一日当たり10,000IU以上とらないようにしましょう。特に肝機能障害、腎機能障害を持っている方は通常よりも低濃度で毒性反応が出ますので、気をつけてください。しかしながらビタミンAの親戚ベータカロチンは長期にわたって服用しても、毒性は認められていませんので安心して使用してください。
 ビタミンAの摂取勧告量は成人男性で3000IU、成人女性で2333IUとなっています。しかしながら、治療目的での使用はこの10-100倍になります。治療効果が認められる症状は免疫疾患、にきび、怪我、ルーペス、乾癬、夜盲症、ドライアイ、月経過多、子宮頸部形成異常などがあります。にきびには一日当たり200,000IUを3ヶ月間ぐらい取っていただくと有効ですが、上記に述べたように、長期にわたるビタミンAの多用は危険を伴いますので、自然療法と栄養学に詳しい医師の指示に従ってください。

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カルシウム

 カルシウムは骨と歯の大きな構成要素です。骨の6割以上がミネラルからできており、そのうちの約40%がカルシウムで構成されています。カルシウムは体の中で重要なメッセンジャーとしても働きます。血管の収縮と拡張、神経信号の伝達、筋肉の収縮に必要です。
 カルシウムの血中濃度は副甲状腺ホルモンとビタミンDによってうまく管理されていますが、欠乏すると痙攣、筋肉の痛み、手足の腫れと感覚異常などを引き起こします。また長期にわたって欠乏すると、骨粗しょう症をの原因となります。特に閉経後の女性は女性ホルモン、エストロゲンの分泌が少なくなり、骨の生成が落ちるので、骨粗しょう症の予防のためにカルシウムのサプリメントが必要です。
 食事からカルシウムを取りすぎるという事はありませんが、サプリメントを取りすぎると、食欲の減退、吐き気、便秘、腹痛、口、のどの渇き、頻尿などの症状が現れますので注意してください。一日あたりどのくらいのカルシウムを取ればいいのかは、年齢や活動量によって違ってきます。通常1000mg、また成長期、妊娠中、授乳期、閉経後の女性は一日平均1300mgと言われています。
 カルシウムを多く含む食品は乳製品、豆腐、青梗菜、白菜、ケールなどがありますが、9〜17歳のアメリカの75%の少年、90%の少女がカルシウム不足と報告されています。カルシウムのサプリメントは色々な種類があります。種類によってグラム中の有効率が違ってきます。有効率の良い順からCalcium carbonate(グラム中40%有効)、Calcium citrate(21%)、Calcium lactate(13%)、Calcium gluconate(9%)となります。またCalcium citrateは中でも一番吸収率が良いことで知られています。カルシウムのサプリメントを取っている方がいらしゃいましたら、ラベルを良く見てどのカルシウムを取っているのか確認してください。
  カルシウムの消化吸収を助けるものに、ビタミンDがあります。ビタミンDの摂取不足または日光浴不足は、カルシウムの不足にも繋がります。また、カルシウムの吸収には胃酸の分泌が不可欠です。ヒスタミンブロッカー、胸焼けの薬などはカルシウムを含む多くのビタミンミネラルの吸収を阻害しますので、長期による使用には気をつけてください。胃酸の分泌は加齢とともに低下する傾向にあります。骨粗しょう症の予防と治療の為にカルシウムのサプリメントを摂っているのに、骨密度が一向に上がらない方は一度胃酸の分泌を検査されることをお勧めします。
 カフェイン、炭酸飲料、塩分はカルシウムの排出を促進してしまいますので摂りすぎには注意してください。私たち自然療法専門医はカルシウムを骨粗しょう症、筋肉の痙攣、ひきつり、大腸がんの予防、高血圧、妊娠中毒症の予防、PMSの治療によく使用しますが、治療目的でのカルシウムの使用は栄養学または自然療法の知識を有するドクターの指示に必ず従ってください。

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ビタミンC

 ビタミンCの一番大きな働きは抗酸化物質として知られています。DNA、RNA、たんぱく質、脂肪、炭水化物を活性酸素などの酸化物質から体を守っています。この活性酸素はガン化や老化など様々な病気の原因となります。活性酸素は通常の新陳代謝の過程で発生する物質ですが、喫煙、過度の運動、また薬の使用によって多量に発生するので、ヘビースモーカーの方はビタミンCを含めた抗酸化物質の摂取が通常に人よりも多く必要になってきます。
  またビタミンCはコラーゲンの生産にも欠かせません。コラーゲンの多くは、皮膚、骨、歯、毛細血管に含まれています。ですから骨折や怪我からの回復、または素肌の健康に気をつかっている方には非常に役に立つビタミンです。
  これからの季節、風邪が流行るようになるとビタミンCは特に多く使われます。
それはビタミンCが免疫力を高めてくれるからです。白血球の活性化やインタフェロンの増産、粘膜のキメを整えるなどの働きにより免疫力をつけてくれます。
そのほかにもビタミンCには色々な働きがあります、脂肪の燃焼に必要なカルニチンの合成、神経伝達物質の合成、アミノ酸の生成などにも必要となってきます。
  このビタミンCが欠乏すると恐ろしい病気、壊血病としてして知られています。いたるとこからの出血または痣、歯茎の腫れまたは出血、脱毛、歯が抜ける、関節痛または腫れ、疲労などの症状が現れます。原因として、摂取不足、アルコールの取り過ぎ、喫煙、ストレス、老化、低胃酸症、リューマチ、手術後、ガンなどが考えられます。また経口避妊薬とアスピリンはビタミンCの血中濃度を下げるのが知られています。逆にビタミンCを取り過ぎると(一度に2000mg以上)、下痢やガスが溜まるといった症状が現れます。
 ビタミンCはほとんど全ての野菜、果物に含まれますが、特に柑橘類、ピーマン、メロン、ベリー類、トマト、ベルペッパー、パセリ、緑色野菜、イチゴ、キャベツ、カブに多く含まれます。ビタミンCは時間と共にまた熱によって破壊させてしまいますので、とれたてのの新鮮な野菜、果物をとるのがベストです。
 ビタミンCのRDA(摂取勧告:成人の栄養素の欠乏を予防するのに必要な最低限の保険量)は90-125mgとなっていますが、現代人が活性酸素から身を守るのに必要に最低限な量は1000mg、喫煙者で3000mgと言われています。またこれからの季節風邪の予防には1日当たり1000-2000mgのビタミンCを取ると有効です。もし風邪にかかってしまった場合は2時間ずつに500mgのビタミンCをとると風邪の治療を早めてくれます。
 私たち自然療法専門医はこのビタミンCを循環器系の疾患、ガン、糖尿病、風邪、胆嚢障害、緑内障、白内障、喘息、アレルギーの治療によく使用しますが、治療目的でのビタミンCの使用は、栄養学または自然療法の知識を有するドクターの指示に必ず従ってください。

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イベント情報

Dr.小澤 アーバインオフィス開業につき
自然療法医 と 鍼灸漢方師 による無料一日健康相談


日時:3月21日(土)10am-3pm

場所:Vitalae Wellness(IBC Medical Plaza, Suite 208)
2500 Alton Parkway, Irvine, CA92606

Tel : 949-748-6223
Fax : 949-748-6225

予約 E-mail:yuki@vitalaewellness.com

ウェブサイト:www.vitalaewellness.com

・お子様からご年配の方々まで、気になる症状のご相談を無料でお受けいたします。
・予約制。お電話またはメールでの予約
・お一人につき30分(鍼灸漢方師 15分、自然療法医 15分 の計30分)
・東洋医学の鍼灸漢方と、薬に頼らず身体を活性化させる自然療法によるアドバイス。
・体全体をみるホリスティックな治療・健康法を実践。
・オープンハウスを兼ねて、クリニックを開放。
・クリニックでは、鍼灸、自然療法のほか、歯科、心理学、マッサージ、足湯も行っています。

 

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各種保険PPO 海外旅行保険取り扱い
アーバインオフィス
2500 Alton Pkwy., Suite 208
Irvine CA 92606
Phone: (949) 748-6220
Fax: (949) 748-6225
E-Mail: dr.ozawa@gmail.com
トーランスオフィス
3220 Sepulvda Blvd. #103
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Fax: (310) 326-1735
E-Mail: dr.ozawa@gmail.com
リトル東京オフィス
420 E. 3rd St., #903
Los Angeles, CA 90013
Phone: (424) 653-0518
Fax: (213) 617-7702
E-Mail: dr.ozawa@gmail.com

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