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自然療法 / 統合医療一般内科

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自然療法 Naturopathic Medicine

自然療法

自然療法医とは?

自然医学(ナチュロパシー)を学び、その知識と経験に基づいて治療する医者のことを言います。

自然医学はナチュロパシーと呼ばれ19世紀の終わりに普及しました。その起源は確かではないですが、昔の中国、イタリア、ギリシャ、アメリカインディアンの療法からと思われています。20世紀の半ばに、抗生物質の発見、近代医学、テクノロジーの発展、そしてアメリカ医学協会(American Medical Association)が代替医療、自然医学の普及を手助けしなかったため、ほとんどの自然医科大学と自然医学部が閉鎖されました。
1970年に入って再び自然医学に興味が集まり、現在、自然療法医はアメリカ18州、プエルトリコ、カナダ5州で医師としての資格が与えられており、一般家庭医として、保険の適用も認められております。自然療法医は自然医学哲学に基づき、症状の抑制だけでなく、真の病因を追及し治療することを専門とします。また治療における体への負担を軽減し、副作用を避けるため薬の処方は最低限に抑えます。症状のみに限らず精神状態など総合的に治療を行い、かつ予防医学にも力を入れ、生活習慣の改善を助け、常に患者さんの体、心、精神のケアー、そして病気についての教育をも心がけています。
人間が元来もっている自然治癒力を促進させ、医師が病気を治すのではなく患者さん本人が病気を治すのを手助けするのが私たち自然療法医の役割です。自然療法医は他の医学も奨励し、自然医学で治療できない場合は、ただちに他の医学機関へ紹介し、他の医学機関と共同で総合治療を行います。

自然療法の医療哲学

  • 自然治癒力 (The Healing Power of Nature) :
    自然医学は体の持っている本来の自然治癒力を向上させるために、それを妨げているものを取り除き、体の回復を促進させます。
  • 原因を解明し治療する (Identify and Treat the Cause) :
    自然療法医師は、単に症状を治療するだけでなく、病気の原因を追究し、それを治療することを第一とします。
  • まず害をもたらさないこと (First Do No Harm) :
    自然療法医師は3つの原則を基に患者さんに害を与えないようにします。
    1. 患者さんに害をもたらす可能性のある治療法、もしくは副作用をもたらす薬の使用を最小限にします。
    2. 可能な限り、副作用を避けるため薬などでの症状の抑制は避けます。
    3. 患者さんの治癒の過程を診察し状況を把握した上で過剰な診断、治療を避けます。
  • 医師は教育者でもある (Doctor as Teacher) :
    自然療法医師は患者さんに自分の体のことをよく知ってもらうために、患者さんがわかるように症状、原因を説明する立場でもあります。
  • すべての面から人を全体的に治療する (Treat the Whole Person) :
    自然療法医師は身体、心、感情、遺伝、環境、社会、その他の要因も含め、すべての面から患者さんを全体的に治療します。トータル・ヘルスというのは、精神的なケアーも含んでおり、自然療法医師は患者さんの精神面での癒しもサポートします。
  • 予防医学 (Prevention) :
    自然療法医師は病気の要因、遺伝などの病因を調べ、適切な治療をします。そして、病気の予防に心がけています。

ドクター小澤 自然療法の診察

<自然療法の基本理念>
  1. 食事と運動の改善を基本とする。
  2. 自然治癒力を向上させる。そのため体の中の毒素や老廃物を排出し血液をきれいにして、栄養素を体に染みわたらせる。

    ※この時に「好転反応」が起きて、風邪のような症状や頭痛、湿疹、膿、匂いのある汗、便、尿が出ることがあります。これは今まで溜まっていた老廃物や毒素が活発に体から排出されようとしているサインです。
    また、体が弱り切っている時には自然治癒力も弱く、どうしても助けが必要になります。そんな時には生薬やホメオパシー、サプリメント、物理療法などの治療法で効果的にサポートします。

  3. 精神的な健康も重視

    ストレスや精神不安は人間の行動を間違った方向へと向かわせ、そしてその行動のために病気を作り出していきます。心の平安を維持するには、自分と向き合い意識の改革をしていく必要があります。
    そのための効果的な食事も指導します。人工調味料や砂糖、カフェインの取り過ぎは人をイライラさせて落ち着きを無くさせ、鋭い感覚や直感力、洞察力が養われにくくなります。それに対し当クリニックでは、自然農法で育てた野菜の摂り方も指導しています。このような野菜にはビタミン、ミネラルだけでなくバイオフラボノイドなどの「機能性栄養素」と呼ばれるものが多く含まれ、毎日続けて食べれば精神を安定させてくれます。

<診察に要する時間>

患者さんの健康状態や治療の目標を理解するのに十分な時間を必要とするので、初診は通常60~90分時間をかけて診断を行います。再診は30~60分となり健康状態によって異なります。

<問診と検査>

診察に際して患者さんの症状や健康状態、食生活、ライフスタイル、ストレスなどを丁寧に聞いていきます。診察の時には患者さんはドクター小澤に十分質問をする時間があり、またドクターも様々な疑問にお答えします。

患者さんの健康状態を把握するため、触診や血液検査や特別な検査を行なうこともあります。

ドクター小澤は日本語、英語ともに内科医と同等の知識を備えていますが、日本語での診察を希望する患者さんには専門用語を使わず、患者さんが理解しやすいような日本語で説明することを心がけています。

<診察の方法>

常に最新の情報や検査、治療を提供できるように心がけ、自然療法の知識と西洋医学の情報の両方にもとづいた診断がなされます。そして患者さん一人一人の健康状態にもとづいたアドバイスと治療を行います。

治療には以下のような療法を応用します。

  1. 食事療法
  2. 物理療法
  3. ハーブ
  4. ホメオパシー
  5. 点滴療法
  6. その他

また患者さんの容態に応じて、他の医療機関に紹介することもあります。

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310-326-8625 にお電話、もしくは メールフォーム よりご連絡下さい。

統合医療一般内科< Integrative Medicine

統合医療一般内科

統合医療とは近代西洋医学に代表さる科学に基づく血液検査や様々な科学的な検査方法を診断に用いること。また症状の緩和を目的とした対処療法だけを医療の中心とするのではなく、自然療法を治療に取り入れることで病気の原因を治療していくことです。そうすることで患者さんに害をもたらす可能性のある治療法、副作用をもたらす薬の使用を最小限にすることができます。また近代医学では根治するのが不可能と言われた分野でも自然療法を取り入れることで回復が見込めるようになります。統合医療は身体、心、感情、遺伝、環境、社会、その他の要因も含め、すべての面から患者さんを全体的に治療します。全体と言うのはつまり、精神的なケアも含みます。そして、病気を治療するにあたって個人個人にあった治療法を施していきます。さらに、病気の予防にも心がけた治療を施しています。

統合医療は、技術革新が進む先端医療をはじめとした近代西洋医学と自然療法や相補・代替医療が融合するハイブリッドな医療です。

統合医療が求められる背景

1960年代から、生活習慣病または慢性病の増加により、近代西洋医学だけでは対処することができなくなり始めアメリカではマッサージ、鍼灸、栄養療法などの代替医療を利用する人が増えていきました。ところがその有効性や安全性について疑問視も同時にされていきました。そこで代替医療の安全性および有効性が徐々に科学的な根拠によって確認されることで、代替医療や自然療法を近代西洋医学に取り込んだ統合医療の創造につながりました。また対処治療を中心とした医療だけでは医療費は増大するばかりであり、予防医療を推し進め医療費を減らす実質的な対策が必要とされます。

統合医療の指針
  1. 健康と病気に影響するすべての要因は、体だけでなく心やコミュニティなどもすべて包括的に診ていきます。
  2. 患者ではなくクライアントとして、医師はクライアントとして治療プロセスの重要なパートナーとしての関係を作り上げていきます。
  3. 可能な限り、自然でより副作用のない効果的な治療を行います。
  4. 近代西洋医学と自然療法及び代替医療を適切にもちいることで体の生来の治療力を促進します。
  5. 治療だけでなく、病気の予防、健康の増進を目指します。
  6. 統合医療は、従来の近代西洋医学を拒絶しません。安全性と効果の確認されていない代替療法は治療に使用しません。
  7. 統合医療を実践する医師は、統合医療の信念を実践し、自己探究と自己啓発をつづけていきます。
  8. 良い医療とは、科学的に効果が確認でき常に新しい方向性を受け入れていきます。

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